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ガス警報器って必要?義務なの?徹底解説!
火災警報器がついているからガス警報器はいらないと思っていませんか?
ガス警報器と火災警報器の違い、ガス警報器を設置するメリットをご紹介します。
■家庭でのガス漏れ事故って起こるの?
ガス漏れ事故は普段ニュースで見る機会も少なく、身近に感じにくいかもしれません。
しかし、ガス漏れ事故は減少傾向にあるものの、ゼロではございません。
出典:経済産業省「都市ガス事故情報一覧」
「コンロを点火したつもり」のうっかりミスや吹きこぼれによってもガス漏れ事故は発生します。ガス警報器は、うっかりミスなどによるガス漏れを24時間365日すばやく感知して、ブザーや音声で知らせてくれます。
■ガス警報器ってどんなもの?火災警報器との違いは?
文字通り、ガス警報器は主にガス漏れなどを検知して知らせてくれる警報器、火災警報器は主に火災を検知して知らせてくれる警報器となっていますが、それぞれの特徴や違いを解説いたします。
●ガス警報器
ガス警報器には都市ガス用とプロパンガス(LP)用の2種類があります。
空気より重い都市ガス、またはLPガスのガス警報器は床上30cm以内、空気より軽い都市ガスは天井から30cm以内に設置をします。
また壁掛け型と天井型があり、設置箇所の状況によりお選びいただけます。
都市ガスのご家庭においては、ガス警報器の設置義務はございません。
しかし、万が一に備え設置する事をおすすめします。
※LPガスにおいては、3階建て以上、または3戸以上の集合住宅においては義務化されています
家庭用ガス警報器の中には、一酸化炭素(CO)を検知できるタイプもあります。
もし、換気をしないでガスを使用すると酸素不足となり、不完全燃焼が起こることがあり、このとき発生するのが危険な一酸化炭素です。
一酸化炭素はガスと異なり無臭のため、一酸化炭素検知機能を搭載した警報器でしか検知することができません。特に、室内でガスコンロやガスファンヒーターなどのガス燃焼機器を使用している場合は、一酸化炭素検知付きのガス警報器の設置をおすすめします。
●火災警報器
火災警報器には煙式と熱式があり、煙式では火災発生時の煙を検知してブザーや音声で知らせます。熱式では火災発生時の熱を検知します。
火災警報器は住宅への設置が賃貸、持ち家に関係なく義務化されています。
当然ながら、火災警報器は台所に設置してもガス漏れを検知する事はできません。
■ガス警報器で火災も検知できるの?
それでは、台所でガス漏れと火災を両方監視したい場合はどうしたら良いのでしょうか?
実は、ガス警報器には複合型と呼ばれる、ガス・一酸化炭素・火災の全てを検知できるタイプがあります。
前述の通り火災警報器ではガス漏れは検知できませんが、複合型ガス警報器なら1台でガス漏れと火災の両方を検知することができます。
経済産業省でも、複合型警報器の設置を推奨しています。
出典:経済産業省「ガスを安全に使おう!」
■ガス警報器を設置するにはどうしたらいいの?
自分で設置できるの?
ガス警報器を設置したい場合どうしたらよいのでしょうか?
取付け自体はご自身でできるのですが、実はお使いのガスの種類によって正しい設置場所が異なるんです。
(例:都市ガスなら空気より軽いものが多いので天井付近に設置、等)
正しい位置に取付けないとガス警報器は正しく作動しないため、ご利用しているガス会社等の専門家に任せることが1番安心だといえます。
ガス警報器を導入する方法
ガス警報器を導入するには購入またはリースでの契約があります。
静岡ガスのガス警報器にはリース制度があり、契約期間は5年間となります。
リース料金は毎月のガス料金と一緒にお支払いできるので大変便利です。
また、有効期限の管理や修理対応まで保証されています。
取付け、取替えも専門のスタッフが対応致します。もちろん作業費もかかりません。
■まとめ
以上、ガス警報器について解説してきました。
ガス販売事業者は、ガスをお客さま宅に届けるまで安全に最善を尽くしております。
ご家庭のガス警報器は、ガスを安全にご利用いただくための最後の砦になりますので、
是非、ガス警報器の設置をご検討ください。
ご興味をお持ちでしたら、下記よりお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。